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モバイルソフトウェアエンジニアの備忘録

職場を離れて一人で考える時間について

自分は基本的には職場で仕事に集中して家ではリラックスしたいタイプで、オンとオフはけっこうはっきりしている。仕事モードの時は、仕事話とその延長の雑談であればいいが、あまりに離れたプライベートな話題などは話に入っていけなかったりする。コンテキストスイッチが切り替わらないのだ。また、仕事終わりにすぐに職場外の人と会うと、中途半端に仕事モードのままなので会話を楽しめなかったりする。

家に帰って嫁さんと話しているときは完全にオフモードなのだが、嫁さんが先に寝たりお風呂に入っていたりして一人になると、その日の仕事で抱えている問題について思いを巡らせてしまう。ただしこの時は仕事モードオンで考えるわけではなく、限りなくオフに近い状態で考える。すると、職場で集中している時とは別のアプローチで物事を進めるヒントを掴んだりして、次の日出社したら一歩前進した状態から仕事を始められることがある。

仕事が単純作業でなければ、こういうオフの時間は大切だということを実感する。オンとオフで使用する思考回路が違うのだろうか。家でも仕事のことを考えているというのは気が休まる時間がないと思う人もいるだろうが、無意識に考え出してしまうので自分はこういう性分で仕方がないと思っている。子どもができればそんなこと考えるヒマもなくなって生活が変わるのだろうが、仕事のこと以外でも一人でリラックスして何かに思いを巡らせる時間は大事にしていきたいと思う。